あおもり食育推進大会２０１８を終えて

弘前大の学生たちが１年間奮闘した「若者たちの自炊塾」を、受講生と共に振り返るパネルディスカッションを無事に終えました。

「以前よりも自炊が楽しくなった」、「どちらかと言うと苦手だと思っていた、人とつながることの楽しさや大切さを感じられるようになった」「幼い頃の手伝い体験や食べた料理の味の記憶が、いかに大切かがわかり、改めて家族に感謝した」・・・etc.

そんな受講生たちの飾らない素直なメッセージに、首を大きく縦に振る聴衆の皆さん。その様子を垣間見ながら、若者へ料理を伝えることの大切さを、集まった皆さんと共有できたのではないかと思います。

終了後、「すごくリラックスして言いたいことを言葉にできたので、とても楽しかったです」（パネラーになった弘前大の学生）、「今まで県が主催した食育セミナーの中で一番良かった」（循環型社会を目指す市民団体のメンバー）、「前回お会いした後に、うちの高校で自炊塾を始めたら、生徒たちにすごくウケた」（県立青森高校家庭クラブの担任）など、嬉しい声もたくさんいただきました。

自炊塾が青森の若い人たちを中心に広がっていくことを楽しみに、今後も見守りたいと思います。

追伸：それにしても今日の青森は雪がじゃんじゃん降っており、空港へ向かうタクシーの前方がホワイトアウトして見えません。それでも地元の方々は「飛行機が飛ばないことはそんなにないですよ」と平常心で過ごされており、雪国の暮らしは本当にたくましいと思います。焦っても仕方がないので、ほろ酔い状態で出発を待っています。